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Negishi Takuhei

根岸卓平の演奏日程と、その後記

2017.01.21(土)「宮本善太郎×根岸卓平」 於 中崎町 創徳庵

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ご来場ありがとうございました。

当日の三日前から風邪をこじらしてしまいまして、万全のコンディションではないし、いつもとは勝手の違う発声に集中すると、手元も狂うしで、みっともない姿をお見せしたかもしれません。。

善ちゃんは「間」のもつ色気を理解している稀有なドラマーで、勝手ながらシンパシーを覚えるだけでなく、自分はいちファンです。なので、お誘い頂いたとき、本当に嬉しかったです。善ちゃんはアブストラクトなパフォーマンスをするだろうと思っていたので、自分のなかでも輪郭のハッキリとした歌をぶつけようと思いました。

当日のメインが「手の一族」という歌でした。あまり演奏していない楽曲で、なぜかというと、歌っていて、エネルギーをとてつもなく消費するからです。且つ、イメージをただ並べただけのような詞が、なんとなく演奏し始めたばかりの、20歳のときを思い出させるからで、好きではなかった。

鬼束ちひろさんが、初期の楽曲は感情を叩きつけるだけだったからあまり好きでない、という風におっしゃってたのですが、くだんの「20歳とき」の自分の楽曲というのも、そういう感じで、「手の~」も実のところ感情をたたきつけて書いた、だから、詞は理路整然としていないので、長々としていて、それを朗々と歌い上げるので、疲弊してしまう。しかも、感情をテーマにした上に、くっきりはっきりと現前させるのだから、なおさら。

そういう理由から、この一年は演奏していなかったのですが、年末にかけ、もっというと、「とき」のレコ発イベントが近づくにつれ、何人かに立て続けに、あの曲しないの、と言われるだけでなく、ある人は続けて、あれは君らしい歌だよね、と言われ、戸惑ってしまった。そういう時期が重なったのもあって披露しました。

それ以外にも、あまり披露しない楽曲もいくつか演奏しました。それぞれのアップデートもできたらなと思い、歌い方や弾き方やを弄っていたのですが、十二分の力が出せなかった。ええとこ見せれんかった。悔しいので、また善ちゃんとご一緒したい。そう思いました。

《曲目》
1.鳳 2.四肢の芳醇 3.白い栄華 4.麒麟 5.実を吸うて 6.骨と燈 7.架空 8.鳥の終点 9.千年 10.手の一族 11.一億の夜 (En)1.親不孝ベイベー 2.よすが

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