Negishi Takuhei

根岸卓平の演奏日程と、その後記

2016.10.11(火) 「平日ノーチャージデイ」 於 西院 ネガポジ

【出演】

清水アツシ
かわむらゆうのすけ(THE COINTREAUS)
LEOPON
根岸卓平

今回もあまり気負わない演目にしようと思いました。

「気負わない」というのはどういうことなのかというと、曲に勢いがあるとか、単純にギターが弾きやすいとかって話になるんですけども、結果、自分もやってて楽しかったです。

MCも最初は何も話さないでおこうと思っていたけれど、まぁこういう性分ですから、何となく話したいなと思っていて、ずっと考えていた。「落語聞いてたら『蕎麦』が『ソランジュ』に聞こえた、ってはなしをしようかなと思ったのですが(ソランジュはビヨンセの妹です)、やめにして、人前に立つことを通して、思ったことがあり、それを言葉にできたので、よかった。

ライブハウスに出始めて、改めて、やっぱりバンドがぜんぶ持ってくんだなと思いました。華があるし、音圧もある。汗だくで、一生懸命だし。しかし、ところ変われば?もしくは、永遠にこの音は鳴り続けるのか?良いとか悪いとかでなく、自分が、そういったことを信じる『自分』に、懐疑的なのかもしれない。自分がギター一本で、ひとりでステージに立って、朗々と歌う、その動機って、こういうことなのかもしれない。

だからこそ、尚更、ヘラバの木村さんの、「弾き語りのひとはバンドとしたがるけど、バンドのひとは、したがってないよ」という言葉をよく回想します。

楽しそうに、のびのびと歌うひとは、いい。

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