2016.10.5(水) 於 難波 ベアーズ
【出演】
尾崎伸行+藤田亮
スパッツカリマール
カズマントンボ(人形劇)
根岸卓平
好き勝手します、と書いたのは、この2週間ほど、ヘラバ
告知のたびに演奏の内容を書いていたのは、ただ告知する
この2週間は演奏することを考えるのがイヤで、レコ発の
せっかくごっついCDを作ったのだから、やっぱり広く聞
やけど広く聴かれるっちゅうのはなにかしらねぇ。自分は
でもくだんの「とき」も、ひとから言わせると、みんなつ
自分はあまり音楽という感覚で演奏はしてなくて、美術を
みんなそんなに都市とかインターネットとか、暮らしとか
そういう次第なので、自分のできること、というのは、や
結果としては、音響のトラブルがあり、「聴かせる」こと
それでもなんとなしの、「回復」を感じたのも事実だった
カズマントンボさんとスパッツカリマールさんとご一緒だ
ベアーズの100円レコードの棚で嶋野百恵のリミックス
2016.09.25(日) 於 神戸 ヘラバラウンジ
【出演】
虻蜂とらず
ぐうたら狂
鈴木想
根岸卓平
自分の演奏活動で五本の指にはいるほど、ひどい演奏だった。圧倒的に空回りしている自分がいて、フワフワしていた。活動は、信じているものを見せつける、ということだと思うのですが、その信じるという行為そのものも、業務的にこなそうとしている自分に気づき、寒気がした。それは驕り高ぶっている、ということに尽きるのですが。自意識が一番醜い。
早よ帰りたいわもうおったらおるだけ毎秒先祖の顔に泥塗るようなもんやわと、部屋の隅で文字通り手持無沙汰にしていると、オーナーの木村さんがやって来てくれはって、今日どうやったん、と声をかけてくれ、いろいろ話を聞いてくださった。正直、ヘラバのひとたちは自分のことを好いてないと思っていたし、まともに見てくれてないと、演奏の都度、思っていたのですが、それは演奏の反応があまり芳しくないからなのですが、だからものすごく他人やと思っていたのですが、だから自分も他人行儀に対することしかできなかったので、話しかけられたときも、ものすごく身構えてしまったのですが、ずっと観てくれてたということ、それから、信念を貫くのはタイヘンやけど、君はそれするしかないと思ってるんやろし、どうせそうせな、落ち着かんのやろから、もっと突き詰めなアカンのとちゃうか、という話をしてくれはって、あぁ、そうやなと思った。くすんだ室内、妙に鮮やかなステージ、匂うタバコの煙を通して、一気にこれまでヘラバに出演してきたひとの、心臓の音が重なって聞こえた。
それは、わたしはされたことはないのですが、ライブハウス特有の「説教」とか、よくされるのですが、「業務的な感想」とか、そういうのではなく、アドバイス、の一言に尽きなかった。初めて面と向かって、話したのですが、ほどけていく思いがあり、たぶんそれは、学生時代、演奏なんてまったくしていなかったときのはなし、毎週のようにヘラバに行き、かっこいいものを見て、単純に楽しかった、その思いが澱となっていたからだと思うのですが、それを原動として、わー、っと話した。聞いてくれたし、話してくれた。大学の先輩の想さんや、ずっとずっと居てはる、Feedback Daughterの方、それから、あこがれのsquimaotoのakemiさんとお話しすることができて、ハタチ前後の鬱屈とした気持ちを転回するような、それでも心地よいものを感じた。
こんな文章を書いておきながら言うのもなんですが、自分はものすごくネガティブ、とはいえ、最終的に、でもせなアカンし、生きるしかないわな、という考えにたどり着くし、翌日は、仕事もロクに手につかなくて、でも先輩が話を聞いてくれて、優しかった、甘えてる自分ってほんまイヤやなと思いつつ、家帰って寝て、起きて、何もしないで、寝て、起きて、何もしないで、寝て、というのを繰り返して朝を迎えると、やっぱゲンキになるもので、前を向いてるし、やっぱヤッタルチャンになるんやで、と思った。今回のことも、失敗から見えてくるものがある、みたいな、ありきたりな台詞が一番ふさわしく、ほんまにそうやなぁと思った。大げさにいうと、挫折なんやろし、こういうことを学生時代してこなかったので、そういうのを今さら体験できている、というのは、ええことなんかもなぁとも思った。これはいまブログで「地元」について書いていることにも、なんとなくつながってる気がする。
歌の上手なひとが楽しそうに、自分の歌を歌っているのは、やっぱりいいですね。
2016.09.04(日) 「三浦カヨ×玉置寛明×根岸卓平」 於 元町 喫茶ポエム
【出演】
三浦カヨ
玉置寛明
根岸卓平
9/
玉置さん。わたしの無茶ぶりに応えて頂いて、夏なのに、トニー谷のサンタクロースの曲をしてくださいました。前にこの曲をされているのを見て、ずっと、またみたいなと思っていたのです。玉置さんが人前に立つとみんなが「見守る」姿勢になるので、言い換えれば、誰にでも愛されるひとなんだなぁと思いました。
カヨさん。カヨさんの声や佇まいが好きで、秋の入り口にポエムで見れたらいいなと思っていました。うみうしこんなの、深海節、などのオリジナルの曲が、やっぱり善い。ご本人も、やりがいがあるとおっしゃってたのが印象的でした。カヨさんの視点と、音の合わせ方、発声の間は、すごいなと思います。来ていただいた方に「カヨさんは、リフが多くて、ロックだなと思った」と言われて、言い得て妙だなと思いました。
わたし。これまでの自分を三つのパターンに区切って、それぞれを提示する形で演奏しました。「Gossip Folks」、「Gossip Folks」以降、それからこの日から発売する「とき」という具合に。この数回の演奏では、一曲一曲を区切って演奏する、ということを強く意識していました。どれが曲の終わりか分からない、と言われたのもあるのですが、曲ひとつひとつのなかの「高揚」を意識したいなと思ったからです。一曲のなかで高揚しても、次の曲が始まるときは、静かに始まり、飛翔し、終わり、次の曲を静かに始める。そのほうが、曲の意図が伝わるのかな、なんて思っています。この日は、その課題の、ひとつの結果を出せたと思います。
帰り際、「6弦を弾かないのはなぜか」と問われ、「6弦を弾くとつまんないから」「興味がない」「弾くべきものと考えてない」と答えたら「え…」「ルート音やから、そんなんいうひと初めて見た」と言われて、驚きました。「やっぱヘンタイなんやな」と言われて笑いました。
写真を3人で撮るのを忘れたので…Twitterから拾ったものでご勘弁ください。なんとなく畏まってる自分。たぶん広瀬香美の話をしている。
2016.09.01(木) 「平日ノーチャージデイ」 於 京都 ネガポジ
【出演】
Mr.69
橋村恭平
桃鉄
根岸卓平
前回のベアーズ同様、Gossip Folksの楽曲と「骨と燈」のみ披露しました。共演の
「骨と燈」はこんな曲
→http://
2016.08.25(木) 於 難波ベアーズ
【出演】
恩地尚弥(東京)
黒岩あすか
二十人
根岸卓平
難波ベアーズで演奏しました。ご来場のみなさま、ありが
あたらしいギターで初めての演奏でした。ええ音やん、と
2016.07.17(日) 於 中書島 喫茶BAR MICA
裸甲冑(ヤマグチタカノブ+三木英男)
山海ヒデヒロ+たまご
根岸卓平
先の日曜は中書島 喫茶BAR MICAで演奏でした。
「骨と燈」を初めて披露しました。ここ数回「自分の楽曲
「骨と燈」on soundcloud
https://soundcloud.com/
「骨と燈」についての文
http://
一曲目に「架空」という歌を披露したのですが、いよいよ
「架空」on youtube
https://www.youtube.com/
裸甲冑さんも、山海さんのデュオも、実直だった。歌の内
ご来場の皆さま、共演の皆さま、ありがとうございました
2016.05.05(木・祝) 「宮永遼平×根岸卓平」於 元町 喫茶ポエム
【出演】
宮永遼平(埼玉)
根岸卓平
宮永遼平さんとの演奏会でした。ご来場の皆さん、ありが
宮永さんは実直な演奏家だと改めて思いました。ギターを
「とき」を披露できて、よかったです。気合いでなんとか
スマイレージ~アンジュルムの中西香菜さんをモチーフにした楽曲「麝香」
経緯はこちら⇒しりとりエッセイ・麝香